あらすじ 今(2020年)から約150年前の寛政時代の話。 椎の木のウロに小石を投げていたら、椎の木の祟りでポルターガイスト現象が起きた話。 詳細は ここ 。場所は ここ 。 昔話データベースの高座の神社 昔話データベースの場所が怪しかったから、データベースの場所(高座、こうざ)と 種本 の場所(河田、こうだ)、両方行ってみた。 データベースで指摘されていた場所は高座(こうざ)。 確かに高座には 神社 があり、椎ノ木もあったが肝心のウロのある木が見当たらない。 小松市河田の八幡神社(河田神社) で、本命の河田(こうだ)の 八幡神社 。 種本 にも河田って書いてあるし放送を聞いてても「こうだ」と聞こえるけど、 河田をこうだと呼ぶ発想がないと、こうだとは聞こえないかもね。 神社自体がちょい特殊。鳥居が本殿の90度右前にある。 で、一軒家と同じぐらいの敷地なのに、盛り土がしてあって、周りの住宅街の屋根よりも高い位置にある。 住宅街にある神社なのに周りの住居が写り込んでないのがお解り頂けるだろうか。 明らかに人為的に盛り土された場所にある神社。 ちなみにすぐ近くは河田山古墳があるから、昔から敬われていた盛り土と考えられる。 神社の由緒には昔話の椎の木は書かれていない。 けれども逸話ができるには十分な由緒。 昔話の舞台となったらしい椎の木は、本殿の右手にあった。 立派なうろのある椎の木で、何か神々しい。 ポルターガイスト現象を起こすと言われたら信じてしまう迫力はある。 近くに物語の舞台となったであろう、大きな家もあったがプライバシーの関係で写真はなし。 現地に行かれた方はすぐに解ると思う。 俺の見解 昔から椎の木などドングリをつける木は敬われていた。 ドングリが飢餓の際に何度も人類を救ったからと言われており、 それが神社に椎の木が植えられる理由ともされている。 そんな大切な椎ノ木のうろで遊んでる人を見て、自然を大切にしろという説話がこの話だと思う。 でもね、この場所。実際に行くと不安定なんだよね。 体が軽くなって平衡感覚を失うというか。 周りより高い場所にある神社だから感じる錯覚なんだろうけど。 だからこの場所の椎の木に悪さをしたから、座布団や茶飲みが宙を舞うという話は納得感がある。 高い場所にある神社だから空を飛ぶ感覚になれるんだよ。 昔話って現実感覚と結びついたものだけが...